Topping E30:トランス電源

  改造したTopping E30の更なる高音質化を狙いトランス電源を製作しました。ACアダプター使用時との音質比較を紹介したいと思います。またDC消費電流も測定できる構成となったので、DC消費電流についてもレビューします。 



目次

1.構成
2.音質レビュー
3.DC消費電流
4.まとめ

1.構成

 トランス電源は、たかじんさんのDC-Arrowを参考に製作させていただきました。
 設計思想は、トランスからTopping E30までの距離を最短にし過渡応答の速い電源を実現する事! AC整流部はRBA-406Bダイオードブリッジ、電解コンデンサーには小型で大容量なKTシリーズ:16V6800uF+4700uFにて構成し極力回路を小さくしました。
DC電源ケーブルも10cm最短とし、線材は銀メッキ1.0mm単線、2.5φ-9.5mmのDCジャックで自作しました。



2.音質レビュー

 今まで使用していたiPad純正ACアダプター+Topping E30純正DC電源ケーブル1.2mとの比較です。 Rock,Jazz,Pops等試しましたが、私の耳、試聴環境では違いがよくわかりませんでした。 残念! リニアPCMレコーダーを使えば違いがうぇあかるかもしれません...

試聴環境:PC→Topping E30改0dB HyCAA/TDA7294プリメインアンプSX-500Dolce改


3.DC消費電流

 せっかくなので、Topping E30のDC消費電流を測定してみました。※ケースから外した状態ですが、消費電流測定には関係ないです。

①待機時:0.25A
 Topping E30のDC5V電源のみ入力されている状態です。待機状態でも0.25A消費されてます。結構、DC電流が流れるもんなんですね…
 条件:DC5V:ON,Topping E30:OFF,PC:OFF

 

②アイドル時:0.29A
 Topping E30の電源をONして音楽再生していない状態です。
 条件:DC5V:ON,Topping E30:ON,PC:ON,音楽再生無し




③音楽再生時♪:0.32A
 Amazon musicから音楽再生している時の消費電流です。テスターの応答性能もあるかと思いますが、音楽ジャンルによらず0.32Aとなっていました。
 条件:DC5V:ON,Topping E30:ON,PC:ON,音楽再生時





4.まとめ

 改造前のTopping E30純正状態でもノイズの様な音も感じられませんでしたし、iPadのACアダプターとToppingE30付属のDC電源ケーブルでも性能的に十分かもしれません。(^^♪  ※比較にはリニアPCMレコーダーの必要性を感じました。 

  製作したトランス電源は、iPadのACアダプターよりは気分的にいいので、今後も使用していきたいと思います。

次回はTopping E30 IIのレビューを行います。
 
 

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